株は運も実力のうちか

株は運も実力のうちなのかというと、たしかにそういうところはあると思います。
だけど、運がよくてびっくりするぐらい儲かるとか、運が悪くてびっくりするぐらい損をするっていうのは、あまりない気がします。

自分は株を３年ほどやってみて思うんですが。
結局自分の実力の結果しかでないように感じます。

たとえば、人生においては、一発勝負なことが結構あると思います。
受験であったり、就職試験だったり。
そういうのは、一発勝負というか、受験なら１年に１回の勝負になると思います。

なので運要素は大きく関係してくると思います。
運がよくて、人生うまくいくケースは多いはずです。

でも、株はおそらくですけど、何度も取引するというか。
１回の取引で大儲けするっていうことは少ないと思います。
少なくとも１つの取引だけで、その１個中１つで大儲けするっていうパターンは少ないはずです。

運がよくて、株価が爆上げになったものがあったとしても。
それは１０個ぐらい購入して、そのうちの１つが株価が上がったというパターンになるはずです。

逆に考えれば１０個購入して、１つぐらいは株価がどんどん下がってしまう株を買ってしまうパターンもあるはずです。

考えてみると、株を購入して１回目で運がよくて大儲けしたとしても、そこで株をやめる人は少ないと思います。
そうなってくると、株を続けている以上、毎回運がよいなんてことはありえないはずなので。
むしろ個人投資家はカモというか、弱者なので、基本儲けることは難しいです。

となると、続けているうちに、損をするケースも出てくると思うので。
そうなると、結局実力程度の結果がでてくるはずです。

資金の差がでる

株っていうのは資金の差が出るものだと思います。

たとえば、１００万で株をやっている人。
１０００万で株をやっている人。
１億で株をやっている人。
この３人の中で、一番強いのは１億持っている人だと思います。

たしかに１億で株をやっている人は、損する額もでかくなると思いますが。
得する額も多くなると思います。

そして１億持っている人なら、１億中１００万で株をやるっていうこともできます。
１億全部使わなくていいわけです。

１００万持っていて、その１００万全部株につっこんでいる人と。
１億持っていて、そのうちの１００万を株につぎ込んでいる人では、メンタル的な面でも１億持っている人が有利です。

株は運も実力のうちだと思いますけど。
そもそも、そういった差があるわけです。

用はお金をたくさん持っている人のほうが有利で。
お金を少ない金額しか持っていない人は不利です。

なので自分は１億も持っていないので、１億持っている人と同じ運用はできませんし。
１億持っている人と、同じぐらい稼ぐことも不可能だと思います。

そして、運の良し悪しの点でも、１億持っている人のほうが、ラッキーに巡り合う可能性は高く。
１００万しか持っていない人は、アンラッキーに遭遇する可能性のほうが高いと思います。
それはアンラッキーに遭遇したら、そこで終わってしまう可能性があるからです。

お金をたくさん持っている人は、アンラッキーにいきなりあたったとしても。
株を続けていれば、ラッキーにも遭遇するケースは多くなってくるはずです。

株の実力というのは、売買だけではないです。
資金の差も実力の差だといえるはずです。

運も実力のうちといえば、たしかにそうなんですが。
世の中、常にラッキーに当たるはずがないので。
そう考えれば、運は実力のうちっていうのは、一発勝負的なことでしかいえないわで。
株に運も必要なのは確かなんですが、長くやっていると運よりも実力のところが強く出てくるものなんです。

運が悪いときはどうする

株で運が悪いときとはどういうときでしょうか。

たとえば購入した株が下がったとしても、株価が下がれば安く購入できます。
つまり資金管理がしっかりしていれば、下がったとしても安く買うチャンスがでてきます。
実力があるのなら、株価が下がる不運にあったと思っても、それはチャンスだったりします。

たしかに購入した株が、すぐに爆下げでもしたら、ショックを受けますけど。
そんなことを言っていたらキリがないので。
それは運が悪いというより、あるあるネタどまりな気がしますね。

運が悪いときはどうすればいいのか。
株っていうのは別にやらなくてもいいので。
株をやめることを考えてもいいと思うんです。

自分のことを
「運が悪い」
と思っているのに、株をやる必要はないのでは…。

運が悪いと思っているのは、自分に実力がないことをうすうす感じており。
実力がないけど、運でどうにかなることを祈っている感じがあるように感じます。

たしかに実力がなくても、運がよければ上がるわけで。
上がらなかったら運が悪いと感じるかもしれませんけど。

運が悪いと思うのは、自分の実力では厳しいと感じているからなはずなので。
投資をいったんやめるというか、暴落待ちなスタイルに変更すべきな気がします。

暴落は待たなくていいと思うので、買いにもっと気をつかうべきだと思います。

さっきも書きましたけど。
株は資金の差がありますから。
少ない資金でやっている人は弱者です。
そうなると自然に、不運を受け入れることになりがちというか。
少ない資金の人は、お金を取られる立場だと思ったほうがいいです。

そう考えると、少ない資金で株をやっているのに、お金を増やせること自体がラッキーだといえるのかもしれません。
一部には、そういう才がずば抜けた人もいますけど。
基本無理だと思ったほうがいいと思います。

運が悪いと思ったのなら、資産を増やすというか。
株以外のところでお金を増やして、もっと多いお金の量で株にチャレンジするのがいいかもしれません。

株の実力が同じなら、１００万でやっている人と、１億で株をやっている人なら、１億でやっている人のほうが有利なはずです。
さっきも書きましたけど、１億持っている人は１００万で株をやってもいいわけですから。

１００万中１００万で株をやっている人は、もう後がない状態ですが。
１億持っていて、１００万で株をやっている人は、９９００万の余裕があります。
その時点でメンタル的に、どっちが有利なのかはわかりますよね。

少ない資金で株をやっている人は、すぐ利確をして、儲けも少ないと思います。
でも、多い資金で株をやっている人は、利確を遅らせて、大きな利確をできる可能性が高いと思います。

もちろん、多い資金でやっている人のほうが、損する金額が多くなる可能性は高いと思うんですが…。
さっきも書きましたけど、それなら限られた資金限定でやると決めればいいだけですからね。

株ってお金持ちが有利なゲームです。
でもそれは、他のパチンコでも競馬でも同じことなのかもしれません。

パチンコなら、当たるまでプレイできると思います。
でもお金がないと、お金がなくなったところで強制的に終了です。

競馬になると、お金があるのなら、いろいろな選択肢にベットできるはずです。
でも、お金が少ないと馬券の選択肢が少なくなるはずです。

株はメンタルが重要とされていますから。
お金を多く持っている人が自然と有利になるものだと思います。

そういうところはどうしても見落としがちで。
売買がうまければ儲けられると考えている人が多い気がします。

でもそんな売買がうまい人なんて言うのは、本当に限られた人というか。
ちょっと異常な精神ではないと無理だと思うので。
一般的に普通の人は、株で儲けることは難しいと思いますよ。