L92はヤクルトやR−1とどこが違うのか

【l92】ヤクルトやR-1との違い

L92とヤクルトやR−1との違い

L-92が注目を集めています。

 

 

L-92は乳酸菌の種類の1つです。

 

そう聞くと
「ヤクルトではだめなの?」
「R−1との違いは?」
なんていう人も結構います。

 

 

そうなると、多くのサイトや人は
「乳酸菌によって優れた効果が違う」
なんて言いますけど、それはテンプレな答えであって。

 

自分的には
【どれも乳酸菌なんだから、根本的なものは変わらない】
と思っています。

 

 

ただ、やっぱりメーカーとしては、どれも乳酸菌が同じでは。
その乳酸菌の価値というかな、そういうのがアピールできないのでいまいちなんだと思います。

 

乳酸菌の種類によって、優れた効果がアピールできたほうが。
その乳酸菌目当てで、商品を買ってくれる人がいるわけですね。

 

 

なのでL92が注目を集めていますけど。
それは同じく、ヤクルトが注目を集めたり、R−1が注目を集めているのと同じことです。

 

L92だけが注目を集めているわけではなく。
ヤクルトもR−1も、そういった優れた効果をアピールすることで、その製品が人気になっているわけです。

 

 

 

 

 

それぞれの優れた効果とは

乳酸菌それぞれには優れた効果がアピールされていて

  • L−92⇒アレルギー
  • ヤクルト(乳酸菌シロタ株)⇒便秘などさまざまな効果
  • R−1⇒免疫力

こういった効果が有名になっています。

 

 

これがなぜなのかというと。
各社メーカーが、それぞれの乳酸菌と症状の研究や実験をしたからですね。

 

用はL−92乳酸菌を保有しているカルピス社は。
アトピーや花粉症の人を対象にL−92乳酸菌を摂取させるという実験や研究をしたわけです。

 

 

一方のR−1に関しては、アトピーや花粉症の人を集めて実験研究というのをそもそもしていないわけです。
R−1はインフルエンザが流行した季節に、学校の給食としてR−1ドリンクを出したことによって
「インフルエンザにかかる可能性が低くなった」
という研究結果を発表しています。

 

 

逆にL−92は、インフルエンザが流行した季節に、学校でL92ドリンクを配布なんていうことはしなかったわけで。
結局は実験や研究をしたのかどうかな話だと言えるかもしれません。

 

 

 

 

 

しくみを知りたがるのに全容を理解しない

こういう乳酸菌のしくみというのは、結局乳酸菌が腸を健康にして、腸が健康になった結果良い影響がでるっていうのが一般的です。

 

一部乳酸菌は腸ではなく、胃に有効なものもありますけど。
そういうのは、乳酸菌として特殊なものだと言えると思います。

 

 

でも基本乳酸菌のしくみというのは、腸内環境を整え、腸を健康にして。
腸が健康になることで、人間健康に良いことがいろいろあるというものです。

 

 

結局大事なのは
【どの乳酸菌が自分の腸内環境を整えてくれるのか】
これがすべてだったりするんですけど。

 

今では、そういうのを理解せず。
【乳酸菌=悪いものを撃退してくれる】
なんて考えているから、ややこしくなっているように感じます。

 

 

L92はアレルギーに良いとされていますけど。
それもL92がアレルギーと戦うのではなく。
L92が腸を健康にして、腸が健康になることでアレルギーを引き起こさないようにするしくみなんです。

 

【関連ページはこちら】
l92とアレルギー

 

もちろんそれぞれはもっと複雑な説明をしていますよ。
L92では
「Th1Th2の免疫細胞のバランスが崩れているから、それを整える」
なんて言っていますけど。
これもなぜバランスが整うかというと、腸内環境が整った結果なんです。

 

腸が健康になるというのは、いろいろと良い効果が期待でき。
その1つに免疫バランスの乱れを整えるというものがあるわけです。

 

 

つまりL92もヤクルトもR−1も基本は腸内環境を整え。
その結果

  • L92はアレルギー
  • ヤクルトは便秘
  • R−1は免疫力

こういうところの効果を発揮するわけです。

 

 

結局しくみはおんなじです。
でも、すべてのメーカーが同じ乳酸菌を使っていたら、差別化ができないわけです。
だからそれぞれ、自社で乳酸菌を見つけ出し、それを研究して魅力的なものに魅せようとしているわけです。

 

メーカーとしては
「自社製品を購入してほしい!」
と思うのは当然のことです。

 

なので
自社製品を少しでも魅力的に見せるために乳酸菌で他社より上に見せよう
としているわけですね。
今は乳酸菌で製品を選ぶ人も多いと思います。

 

そういう人に
「この乳酸菌は魅力的だ」
と思ってもらうために、メーカーも乳酸菌の研究や実験をするわけです。

 

 

 

 

 

試すのが一番早い

長々書いてもいいんですけど。
結局こういうのは試さないと、効果なんてわからないですよ。

 

乳酸菌は人との相性があるとされているので。
どんなに評判のいい乳酸菌でも、効果がでるのかどうかは微妙なところです。

 

 

なので結局は自分で試して、判断するしかないかと。

 

 

ただ世の中って、みんな賢いわけでもないというか。
単純に生きている人もいます。

 

具合が悪くて病院に行って、医者から
「どこも問題ありません」
と言われた瞬間、元気いっぱいになる人もいます。

 

 

精神的なものが体調を左右することは多々あるので。
そういう評判の良さもねらって、乳酸菌というのは研究&実験されているのかもしれません。

 

 

つまりL−92もヤクルトもR−1も、どれも結局乳酸菌による効果なんです。
でもメーカーは少しでも、そのイメージを良くしようとしています。

 

それは、自社製品を選んでもらいたいという点もあると思いますが。
【良いイメージが良い健康効果につながる】
そういうところも狙っているのかもしれません。

 

 

 

 

 

乳酸菌をたくさん配合すると良いのか?

最近は乳酸菌の量をアピールしている製品もあります。

 

 

ヤクルト400は、Newヤクルトの乳酸菌の2倍の量が配合されています。
でも、それはNewヤクルトを2本飲めば、ヤクルト400と同じ乳酸菌の量が取れます。

 

 

乳酸菌をたくさん摂取すれば、効果が高くなるのなら。
1日に乳酸菌サプリを全部飲めば、たくさんの乳酸菌を摂取できます。

 

でもそれで効果が高くなるというのはおかしいことだと思います。
たくさん乳酸菌を摂取すればするほど、効果が高くなるというのは、いまいちありえない話なわけですね。

 

 

でも実際はメーカーは乳酸菌の量をアピールしていたりします。
もちろんメーカーは
「たくさん乳酸菌を配合しているから効果も高いんです」
なんてことは、絶対に言っていません。

 

あくまで、こちら側が
「たくさん乳酸菌を配合しているから効果が高そう」
と思っているから、メーカー側も
「じゃあ、たくさん乳酸菌を配合しておいてやるよ」
な製品を出しているのだと思います。

 

 

結局メーカーは、需要があるのなら製品を出してきます。
そうすることで、その製品が売れる可能性があるからです。

 

ヨーグルトにはカロリー控えめだったり、低脂肪タイプの製品があります。

 

 

メーカーは優れた製品を販売しているわけでもなく。
こういうヨーグルトや乳酸菌もボランティアで販売しているわけではないです。

 

売れるから販売しているわけで。
低脂肪タイプが需要があるのなら、そういった製品も販売するわけです。

 

 

自分は低脂肪タイプより、普通のプレーンヨーグルトを買いますけど。
女性の中には
「ヨーグルトはカロリーが高いので、カロリーが少ないものがほしい」
という人もいると思います。

 

そういう人には、低脂肪タイプはまさに理想的な製品なわけですね。

 

 

L92とヤクルトやR−1の違いというのも、そこと似ています。
それぞれ別メーカーの製品ですから。
それぞれのメーカーが
「うちの製品がいいですよ」
ということで、乳酸菌に差をつけていろいろ販売しているわけです。

 

人間好みがありますから。
米が好きな人もいれば、パンが好きな人もいる、麺類が好きな人もいると思います。

 

米、パン、麺、どれが一番優れているのか?
そんなのは絶対な答えなんてないです。

 

でも、日本人なら米を選ぶ人が多いと思います。
最近はパンや麺を好む人も多いですけどね…。

 

 

L92とヤクルトやR−1の違いというのも。
似たような話なわけですね。

 

 

 

 

 

目的で乳酸菌を選ぶこと

目的によって乳酸菌を選ぶことは、正しくもあり間違ってもいると思っています。

 

 

たとえばR−1ヨーグルトは免疫力を高めると評判になっています。

 

【R−1ヨーグルト口コミページ】
R-1ヨーグルト口コミ

 

じゃあ免疫力を高めたい人は、R−1ヨーグルト以外では意味がないのか?
R−1ヨーグルトを選ばないと、失敗なのか?
R−1ヨーグルトがないのなら、他のヨーグルトを買う価値もないのか?

 

それはちょっと違うと思います。
でも、そういう人が多いんです。

 

 

「免疫力を高めたいから、どうしてもR−1!!」
なんてこだわりを持っている人が多いです。

 

別にそれでもいいんですけど。
大事なのは腸を健康にすることであって、別のヨーグルトでも腸を健康にする期待はありますよね。

 

でも、免疫力を高めたいと思っている人は
「免疫力を高めると評判になっているR−1ではないとダメなんだ!」
というこだわりを持っている人もいます。

 

 

これは、メーカーの狙い通りなわけですね。
メーカーからすれば
「自社製品をそこまで欲してくれてありがとう!」
というわけです。

 

でもそれもメーカー側が、R−1ヨーグルトの免疫力向上の研究や実験結果を発表したからであって。
「私たちの成果だ!」
ともいえると思うんです。

 

 

L92とヤクルトやR−1の違いというのは、そういう点だと言えます。
購入する側が、どの製品を選ぶのかは自由です。

 

R−1ヨーグルトを毎日食べている人が急に
「R−1をやめてヤクルトにします」
とやっても別にいいんですよ。

 

 

でもメーカーとしては
「ずっと自社製品を試してほしい!」
というのが本音だと思います。

 

そういう人が増えるために、少しでも良いイメージを与えようと日々努力しているわけですね。

 

 

 

 

 

乳酸菌は単純な人ほど効果を得やすい?

乳酸菌というのは単純な人ほど効果を得やすいように感じます。

 

ようはテレビで
「〇〇はすごいおいしい!」
な感じでブームになっても、ブームが過ぎれば廃れるものとかありますよね。

 

ナタデココやら、パンナコッタやら、ワッフルとか。
一時期ブームになりましたけど、今ではあまり見かけなくなりました。

 

 

でも話題になった当初は、みんな口にして
「おいしいわー」
な感じだったと思います。

 

でも話題にならなくなると
「もういいわ」
なわけです。

 

 

乳酸菌も話題になっているものなら
「いいわー、体調よくなったわー」
になると思うんです。

 

でも、話題に上がらなくなったら
「別になくても生きていけるわ」
だと思います。

 

 

ヤクルトなんて、もう長いこと販売されていますけど。
子供のころから、大人になって、今現在までずっと飲み続けている人がどれぐらいいるのか?

 

ヤクルトを毎日飲んでいる人は、増えているのか、減っているのか。
それもよくわからないです。

 

 

でも最近ヤクルト400が話題になって、これを飲むためにヤクルトレディを利用する人も増えたと思います。
ヤクルト社も普通のヤクルトよりも、こっちのヤクルト400のほうの販売に力を入れるようになりました。

 

それはヤクルト社としてはヤクルト400に自信があるからとかではなく。
ヤクルト400が売れたほうが、いろいろとメリットがあるからだと思います。

 

そして話題になっているものをプッシュしていくのは、メーカーとして間違っていないと思います。

 

 

よくヤフー知恵袋なんかに行くと
「乳酸菌なんて効果ないよ」
「効果があるのなら、病院で薬としてなっているだろ」
とかいう人がいますけど。

 

まぁ乳酸菌も一応薬となっているんですけどね。
ビオフェルミンやら、ビオスリーやらに…。

 

 

でも乳酸菌は確実な効果があるわけではないのは確かなんです。

 

つまりそれは薬とされていても、確実に効果があるわけではないというかな。
アトピーの人ならわかると思いますけど、病院で薬を処方されてもなかなか治らない人もいると思います。

 

 

自分もアトピーでステロイドやら漢方を処方されましたけど。
結局アトピーは治らず、自力でアトピーを治しました。

 

 

まぁそういうのは別にいいんですけど。

 

乳酸菌なんていうのは、まだまだ謎に満ちていると思いますし。
確実に効果があるというわけでもないし、ものすごい効果を秘めているものなのかもしれません。

 

それがわからないから、自分は一応毎日ヨーグルトを食べたりしているだけで。
【毎日ヨーグルトを食べていても、乳酸菌の効果なんてよくわからない】
ものだったりします。

 

 

毎日ヨーグルトを食べているのなら、もしヨーグルトを食べていなかったら、今頃どうなっていたのかなんてわからないです。
ヨーグルトを食べていなかったら、今頃ガンにでもなっていたかもしれませんし。
なにも変わらなかったかもしれません。

 

そして毎日ヨーグルトを食べていても、便秘やら下痢やらにはなります。
毎日ヨーグルトを食べていても、お腹の調子が悪くなることもあるんです。

 

なので、ヨーグルトを食べていて乳酸菌を摂取していても。
人間無敵なわけではないです。
そりゃそうですよね。

 

乳酸菌を摂取していれば、無病の体を手に入れれるのならお得すぎるでしょ。
不老不死になれるはずもありません。

 

 

そもそもヤクルト製品を販売しに来るヤクルトレディだって。
毎日ヤクルトを飲んでいるのかも不明です。

 

そのメーカーの人たちが、自社製品を好んでいるとは限らないですよね。
どんなにいいものを販売していても、人によって魅力的に見えたり、魅力的に見えなかったりするものなんです。

 

 

なので後は
【本人が乳酸菌に対してどう思っているのか】
これがすべてだと思います。

 

メーカー側は少なくとも商売でやっていることで。
メーカー側が自社が保有している乳酸菌に対して良いことをいうのは当然です。

 

 

自分も毎日ヨーグルトを食べたり、ちょくちょく乳酸菌サプリを買っていますけど。
それがすごく魅力的なことなのかは謎です。

 

ただ、やらないよりはやったほうがマシなんじゃないかと思えば。
人間の健康って、すごく大事なことなので、人間弱いですよね。
メーカーに足元を見られている感がありますけど。

 

もし乳酸菌のおかげで、今現在健康だったのだとしたら。
乳酸菌様々なわけでもあるわけで…。

 

 

結局は
【ほしいと思ったものを買うのが一番】
ってことですね。

 

L92もヤクルトもR−1も、結局乳酸菌なわけで。
本人が
「これがよさそう」
と思ったものを続ければいいと思います。

 

もちろん全部買ってもいいんですよ。
1つに絞る必要なんてないわけです。

 

 

もちろん
【全部買わないのもあり】
です。

 

乳酸菌をやめて、外でジョギングするのもありでは?
それなら0円ですし。

 

お金がもったいないのなら、お金がかからない健康方法を見つければいいんです。
健康的に生きれば、腸だって健康になって、似たような効果は得られるわけで…。

 

人間食べたり飲んだりしないと生きていけませんけど。
乳酸菌は摂取しなくても普通に生きれます。

 

 

乳酸菌は腸を健康にする方法の1つってわけですね。
最近は胃のほうに有効な乳酸菌(LG21やBF1)もあったりしますけど。
それはちょっと別物として。

 

他のアレルギーやら、便秘やら、免疫力やら、ストレスやら。
そういう乳酸菌の効果の仕組みは、すべて同じで腸を健康にして。
その結果、これらの効果が期待できると考えていいと思います。


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