株を買ったら下がる

【株】買ったら下がるのは当然!売ったら上がるよりは可能性は低い

株を買ったら下がる

株を買ったら下がるっていうのは、個人投資家にとってはよくあることだと思います。
自分も買った瞬間に暴落したりしたので、今では株を買うときは、大引不成だっけ?
それを使って購入しています。

 

株を買った次の日に下がったのなら、まぁ許せますけど。
当日に購入して、当日中に暴落したら、さすがにイラっとするので…。

 

 

で、株を買ったら下がるっていうのは当然だと、今では思っています。

 

買ったら下がることを他のサイトでも説明しているところがありますけど。
なんか、テンプレ的な説明でしかなく、自分のほうが理解が深いと思っていたりしています。

 

 

自分もはじめのうちは、株は運的なものというか、ゲームなものだと思っていたときもありました。
ただ、今は株は人がいるものというか、株というのはネットでやっていると見えないものですが。
物があると考えれば、結構わかりやすいと思うんです。

 

たとえばゲオにゲームを売るとして、ゲームを売るのならその物がありますよね。
それをゲオに売って、ゲオはそれをまた別の人に売るわけですよね。

 

つまり自分がゲオに売ったゲームは、別の人の手に渡るわけです。
でも、自分がゲオに売った値段と、別の人がゲオから購入した値段は違うわけです。
ゲオはいわゆる仲介料というかな、そういうものなのかは知りませんけど。
ゲオはそういう差額を得て、儲けているわけですよね。

 

 

例を出してみると、ゲオで1000円で購入したゲーム。
それを次の日にゲオで売ってみてください100円ぐらいになりますから。
これを怒りますか?

 

ゲオで100円で売り払ったゲーム。
それが次の日ゲオで1000円で販売されていたら怒りますか?

 

ゲオだと怒らなくても、同じことが株の世界であったら
「自分が買ったら下がった」
「自分が売ったら上がった」
と怒る人は多そうです。

 

 

株もゲオみたいなそういうものだと考えればいいんです。
たとえば、株を買うときは、ほぼ確実に
【個人投資家×個人投資家での取引は成り立たない】
と思います。

 

個人投資家が、そんなに板に売買を仕込まないと思うので…。
おそらく株の板に書かれているのは、ほぼ大手の物だと思います。
実際、そこに人がいるのかは知りませんけど、個人投資家だってある程度なら売買を板に注文することはできますけどね。

 

 

で、株を買うときは、そういう大手が出している注文と成り立つのが普通だと思います。
なので、個人投資家×個人投資家という間での取引はほぼありえないと思っていいと思います。

 

ゆえに株を買うときは、大手というか企業というか、ヘッジファンドでも大口でもいいですけど。
そういうところから株を買うことになるわけです。
そうなると、その後の株価が下がってもしょうがないと思います。

 

 

だから株を買ったら下がる。
株を売ったら上がる。
これが当たり前だと思えばいいんです。

 

じゃあ、個人投資家がどうすればいいのかというと
{納得する値段になるまで買わない}
{納得する値段になるまで売らない}
この心構えが必要なわけです。

 

 

そもそもゲオでの売買になると、これが前提にあるから成り立っていると思います。
1000円で買ったゲームを100円で売るとしても
「もうやらないし、あってもゴミだから、それなら100円でも売ったほうがマシ」
って感覚で納得してゲオにゲームを売ったりすると思います。

 

株もそういう感じで売買しないといけないわけですね。

 

 

 

 

 

買いと売りは同じ数

株価っていうのは、需要があって買う人が多いと上がって、売る人が多いと逆に下がるとされています。
これは多くの人が知っていると思うんですが、多くの人は株価なんていうのは運頼みだと思っています。

 

つまり個人投資家の多くは、株価っていうのは買いと売りの量で決まるとかそういうことをわかっていながら。
株価の変動は、運しだいだと思っているわけです。
矛盾という言葉はちょっと違うのかもしれませんけど。
理屈ではそう言っていても、本質では運的なものだと思っているというかな。

 

 

株価が上がれば
「買われている」
と思って。

 

株価が下がれば
「売られている」
と思っているわけです。

 

 

でも、株を買ったことがある人は、それは誰かから買い取ったものですよね。
闇からひっぱって来たものではないと思います。

 

どうしてもネットで株をやっていると、株というものが実際にあるのかわからなくなりがちですが。
株っていうのは、買う人と売る人がいて成り立つものですから。
株価がつくっていうのは、買う人も売る人も同じ数だけいるってことでいいと思います。

 

 

用は株価が上がるというのは
【安い値段で売る人がいない】
ゆえに、高値で売る人しかいなくなって、株価が上がるわけですね。

 

逆に株価が下がるのは
【高い値段で買う人がいない】
ゆえに、安い値段で買う人しかいなくなって、株価が下がるわけです。

 

 

でも、株の売買が成立したのなら、そこには買う人もいれば、売る人もいたわけですね。
自分はよく100株購入していますけど。
株を100株購入したのなら、誰かが同時に100株売っているわけです。

 

なので、株の出来高っていうのは、買う人と売る人は同じだと思っていいはずというか。
たしかに人数は違うかもしれませんけど。
100株買ったのなら、100株売った人がいるわけです。

 

株価が上がっていると、買う人がいると思っているが、そこには売っている人も同じ数だけいる。
株価が下がっていると、売る人がいると思っているが、そこには買っている人もいるわけです。

 

 

なので、株を買ったら下がるっていうのは。
その後にその値段で買う人がいないってことなわけで。
そりゃそうですよね。

 

もし自分から100株買い取った人がいるとなると。
自分はその買い取られた株は下がってほしいと思います。
そうすれば、安くなったところで買い戻せばいいだけですから。

 

 

なので、個人投資家は株価を動かせないので。
結局
「株を買ったから、株価が上がってくれ」
という運頼みになります。

 

でも実際は、株を買ったのに、株価が下がってしまうわけです。

 

 

これは株を買ったのなら、一方で株を売った人もいるはずです。
株を売った人にとっては
「株を売ったから、安いところで買い戻したい」
と思い、株価を下げることに力入れると思います。

 

 

結局は、買ったら下がるっていうのは。
買ったほうと、それを売ったほうと、どちらが株価を動かせるだけの能力があるのかの勝負だと言えると思います。

 

簡単に言えば、資産が多いほうが有利ってことになります。
資産が多ければ、株価を動かすこともできますから。

 

 

つまり、株を買ったら下がるっていうのは。
個人投資家は、株価を動かすことができない人がほとんどなわけで。
そうなると、株を買い取った相手…。

 

大口でも、ヘッジファンドでもいいですけど。
そういう層からしたら
「株がなくなったから、株価を下げてやろう」
的な気になってもおかしくないと思います。

 

ここらへんが株を買ったら下がる理由だと思っています。

 

 

もし株を買ったら株価が下がるのがいやだったら、自分で株価をあげてやればいいと思います。
自分が株を買い取った相手はそれができる存在だと思わなくてはいけないわけです。

 

 

 

 

 

お金は空から降ってこない

お金は空から降ってこないものですから。
そんなのはわかりきっていることだと思います。

 

でも、株価で利確しても、そのお金がどこからきたのかなんていうのは。
考えない人がほとんどだと思います。

 

 

つまり、利確をして儲かったとしても、そのお金は空から降ってきたものと同等というかな。
そういうものだと思っている人が多いところがあると思います。

 

 

でも、株の売買というのは、さっきも書きましたけど。
買う人がいれば、そこには売っている人もいるわけで。
そこでの売買が成り立っているから、利確ができたりするわけです。

 

 

でも多くの人は、株価が上がるのも下がるのも運しだいな感じで。
株を買うときも、株を売るときも、その相手のことを全く考えないです。
なので、株という物が運しだいというか、そういうものだと思っているわけですね。

 

 

でも、世の中空からお金が降ってくることはありませんし。
お金が実る木があるわけではありません。

 

株は、株なんて名前がついていますけど。
食べ物の株を作っても、そこにお金が入っているわけではないです。

 

 

買ったら下がるが当然なのは。
相手がいることなんだから、当たり前だと思います。

 

買ったら上がってほしいのはみんな同じだと思います。
じゃあそのとき売買した相手は、売れたわけですから下がってほしいと思うのは当然のこと。

 

なら、その株を買った人が株価を動かせれるのか。
それとも、株を売った人が株価を動かせれるのか、その勝負になってくると思います。
もちろん、どちらもそういうことをしない運任せタイプかもしれませんけど。

 

少なくとも、個人投資家はその後の株価は運任せタイプであって
「自分で株価を動かしてやろう」
なんて人は、1%もいないと思います。

 

 

でも、誰でもそうですけど。
株を買ったら上がってほしいと思うのなら。
取引相手は、株を売ったわけですから、下がってほしいと思うのは当然。

 

つまり上がってほしいと思う人がいれば、そこには下がってほしいと思う人も存在しているわけですね。

 

 

これは株をバーチャルというか、お金がどこからでているのかまったく考えない人にとっては、理解できないことだと思います。

 

配当は企業が出してくれているわけで、そこはわかりやすいというか。
お金がどこからきているのかはわかりやすいところがあると思います。

 

でも、売買益…いわゆる利確や損切り。
そういうところは、相手がいるものですから。

 

 

買ったら下がるっていうのなら。
売って下がった人がいるわけで。

 

売ってその後上がったのなら。
買ってその後上がった人もいるわけです。

 

なぜ自分が買ったら下がるのかというと。
それはその買った本人が、株価を動かせるだけの実力…いわゆるお金がないから。
逆に株を売った人にとっては、株価を動かせるだけの実力…いわゆるお金があるのなら、その後を下げるのは当然だと思います。

 

 

買ったら上がってほしいと思うのなら。
その取引のときに、売ったから下がってほしいと思う人が存在しているわけですね。

 

 

長期的な話になると、業績が関係してきますから、どうにでもなるわけですが。
短期的な話になると、株を買った当日や、1週間ぐらいは下がってもおかしくないと思っています。

 

 

ただ株価を下げるっていうのは、かなりリスクがあると思います。
だから、株の下げっていうのは、早く大きいのだと思います。

 

これをちんたらちんたら下げていたのなら、下がれば下がるほど多くの人が購入してくるので。
どこまでも下げ続けるのは無理だと思うので…。
どこかで上げる必要はあると思います。

 

 

個人投資家が勝つためには、そこを狙うのが重要になってくると思います。
なので、株を買うタイミングは

  • 暴落が来た時
  • 暴落が来た後でなかなか株価が上がっていない銘柄
  • 別の個人投資家が株を買って株価が下がった時

これを狙うのが基本だと思います。

 

 

結局株価を動かせれないのなら、運しだいになるわけですね。
自分が少数派になることを祈るしかないと思います。

 

もし自分が100株購入して、他の個人投資家が200株同じ日に売ったのなら。
その後株価は上がっていくと思います。

 

でも自分が100株購入して、他の個人投資家は全く売買していないのなら。
その後株価は下がっていくと思います。

 

 

買ったら下がるをどうにかしたいのなら。
たくさんお金を持って、買った株を自分のお金で株価を上げてやればいいと思います。
まぁそれで儲かるのかは謎ですけど。
そんな株価を動かせるほどお金を集めること自体が難しいと思うので…。
根本的に無理だと思っているから、株っていうものを運ゲームな感覚に思っている人が多いのかもしれません。

 

 

 

 

あなたの損切りが底になる合図

「株を我慢して持っていたが、損切りしたらそこが底だった…」
これはたまたまなのではなく。

 

あなたの損切りが底とした合図になってしまった可能性があります。
ここまで述べてきたとおり、あなたが株を売ったというのは、誰かがその株を得たわけですから。

 

 

その株を得た人にとっては
「こんなに安く株を得ることができたのなら、これを高く売ってやろう」
な考えを起こすかもしれません。

 

つまり、あなたが株を損切りしていなかったら、その株の底はもっと下だったかもしれません。

 

 

信用買いが多い銘柄は株価があがりにくいっていうのは、一般的には売り圧力になるとか言われていますけど。
自分的にはそれ以外にも理由があると思っています。

 

信用買いが多いというのは、株価を下げれば、それだけ安い値段で株を得るチャンスがあるという考えになるところはあると思います。

 

 

え?意味がわからない?
それは、やっぱり
{株価を動かせる存在のことを考えていないから}
だと思います。

 

そして株を買うときは、ブラックホールから株をひき寄せて。
株を売るときは、ブラックホールに株を投げ入れている感覚なんだと思います。

 

 

自動販売機でジュースを買うときだって、誰かがジュースを補充して。
そのジュースがお金を入れたら出てくる仕組みだっていうのはわかると思うんです。
ジュースを1本買えば、自動販売機からジュースが1本なくなっているというのは、さすがにわかるでしょ。
でも株に関しては、その考えが皆無なんだと思います。

 

 

それは株というのを、でかい世界のことだと考えているからなのかもしれません。
株をもっと現実的なものだと考えたほうがいいような気がします。

 

お金が空から無限に降ってくるのなら、株をやっている人全員が大儲けしちゃえばいいんですけどね。
利確するためには、誰かに残念くじを引かせないといけないわけです。

 

 

だからたまにネットとかで
「株でこんなに儲けました」
みたいな人がいますけど。

 

そういう人は、大勢の個人投資家に悔しい思いをさせて、その大儲けがあったはずなんです。

 

 

まぁ企業が出す配当のお金やら、自社株買い。
日銀のETF買いとかで、お金は株の世界に入ってくるので。
個人投資家のお金だけが、儲ける方法ではないんですけど。

 

 

もしみんなが未来を知ることができて
「この企業は成長する!株を買おう!」
ってなったら、その株はどうなるんでしょう。

 

みんなが未来を知っているわけですから、その株はどんなに良い業績を連発しても株価は上がらないと思います。
むしろ下がる可能性の方が高いような気がします。

 

用は競馬で1.0倍のオッズになるという現象に近くなると思います。
お金は空から降ってこない以上、儲けるためには誰かに損をかぶってもらわないといけないわけですからね。


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